NOV（ノブ）の日焼け止めミルクとローションのちがいを解説＆レビュー｜敏感肌の日常使いにおススメなのはどっち？

こう考えている人は多いですよね。

日焼け止めは、紫外線を防ぐ効果が高まるほどお肌への負担も高くなってしまうアイテム。

とくに、肌荒れしやすい人・敏感肌の人は

• 刺激感を感じる
• 赤みが出る
• かゆみが生じる
• ブツブツできてしまう

など、かえって肌トラブルになってしまうことも。

そこで今回は、元アトピーで敏感肌の私が３年以上愛用している日焼け止め

ドクターズコスメとしても有名な
低刺激性スキンケアNOV（ノブ）の日焼け止めの中でも人気のある

★「ミルク」と「ローション」について
★それぞれの特徴と違いは？

これらについて解説＆レビューしていきます！

• お肌に負担の少ない日焼け止めを使いたい
• 日焼け止めは、紫外線吸収剤フリー（ノンケミカル）がいい
• 皮膚科でもおすすめされる日焼け止め「NOV」が気になっている

「ノブ日焼け止めミルクとローション」なぜおすすめ？

皮膚科で知った！低刺激性スキンケアブランドNOV（ノブ）

今では「美容化学者かずのすけさん」の書籍やYouTube・ブログを参考に敏感肌におすすめな化粧品をレビューしている私ですが、

かずのすけさんを知る前は、アトピーで通っていた皮膚科で進められたNOV（ノブ）を中心に化粧品を揃えていました。

唯一、肌荒れがひどくならずキレイにお肌を見せてくれる化粧品がNOV（ノブ）だったんですよね

NOV（ノブ）は、1985年に敏感肌のために開発された低刺激性スキンケアブランド

それは皮膚治療の現場（臨床皮膚医学）での知見を収集し、製品づくりに反映する取り組みで、敏感肌に寄り添うブランド

お肌へのやさしさを一番に考えてくれるスキンケアブランドといえば「MINON（ミノン）」ですが、

ミノンにはない「ファンデーション」などのメイクアイテムも充実しているので、

ノブの日焼け止めがお肌に合う！という人は、メイク系アイテムもぜひチェックしてみてくださいね。

全てノンケミカル（紫外線吸収剤フリー）

NOV（ノブ）の日焼け止めはすべてノンケミカル（紫外線吸収剤フリー）

引用元：NOVオンラインショップ

紫外線吸収剤は、高いUVカット効果＆使用感がある一方で、肌の上で化学反応を起こすため敏感肌には刺激になることがある成分

ノブの日焼け止めは、より敏感肌向けと言われる「紫外線散乱剤」が採用されています。

SPF数値が高すぎない！

ドラッグストアで日焼け止めを探すと、そのほとんどが「SPF50+PA++++」という最高防御指数

「SPF数値が50くらいないと、効き目がないんじゃないか？」と思いがちですが、

そんなことはありません！

「SPF50+PA++++」など高いUVカット効果が必要なのは、

• 夏のレジャー（プール・海・山など）
• 長時間、外で活動する時

引用元：日本化粧品工業連合会　紫外線防止の基本

一年中、または日中のほとんどを屋内で過ごす時なども含めて、常に「SPF数値が50以上の日焼け止め」を使うことは、かえってお肌の負担になることがあるんです。

ということで、レジャー用ではなく、敏感肌さんの日常用としておすすめなのが「ノブのUVミルク・UVローション」です。

「ノブのUVミルク・UVローション」は、
どちらも「ＳＰＦ３２　ＰＡ＋＋＋」

春夏の日常用だけでなく、秋冬にも。
一年中使えるから、季節の度に買いかえナシでＯＫなので経済的！

※レジャー用の日焼け止めとして
・ノブＵＶシールドＥＸ（SPF50+PA++++）
・ノブＵＶスティックＥＸ（SPF50+PA++++）
２点がありますが、この記事では割愛させていただきます

化粧下地としてもOK！１年中使える日焼け止め下地

美容化学者かずのすけさんの解説によると、

★基本は、「日焼止め」→「下地」→「ファンデ」の順が正解
でも、３つのアイテムを塗り重ねるとファンデーションが崩れやすくなってしまうそう。

ということで、「UVカット効果のある下地」または「下地効果のある日焼け止め」を使って

「日焼け止め」→「下地」を一つにまとめてもOKなんですよね。

ノブの日焼け止めは、ノンケミカル（紫外線吸収剤フリー）なので、お肌に直接触れる「UV下地」としても最適です。

さらに、伸びが良くしっとりなめらか。

ミルクとローションのちがいは何？

２つの違いの前に、まずは共通点から

共通点

• SPF数値（SPF32　PA+++）
• ノンケミカル（紫外線吸収剤フリー）
• 価格・容量
• 無香料・無着色
• どちらも化粧下地として使える
• 子ども・男性にもOK
• 肌荒れ防止成分（グリチルリチン酸2K）配合
• 乾燥を防ぐ保湿成分配合（ヒアルロン酸Na）
• パッチテスト済み
  アレルギーテスト済み
  ノンコメドジェニックテスト済み
  光アレルギーテスト済み
  ※全ての人にアレルギーが起こらない・ニキビができないわけではありません

使用感・成分で好みを選べる「ミルクとローション」

違う点を比較

違い
商品名	UVミルク	UVローション
テクスチャー	クリーム （こってり）	ローション （サラサラ） ※二層式（振って使う）
色	白	白（薄め）
伸び
保湿力
耐水性	★	★★
ウォータープルーフ
紫外線散乱剤	酸化亜鉛 酸化チタン	酸化チタンのみ （酸化亜鉛フリー）

この2アイテムの大きな違いは

• 耐水性
• テクスチャー
• 紫外線散乱剤の成分

この3つです！

美容化学者かずのすけさんは、
「酸化亜鉛が合わない肌質の人は約2割くらいいるのでは？」という感覚を持っているそうです。

なので、8割弱の人は問題なく使えると思って大丈夫！とのこと

ノブ　UVミルクEX

商品名	ノブ　UVミルクEX
税込価格	2200円
容量	35ｇ
用途	顔・からだ・化粧下地 子どもから使える
UVカット指数	SPF32　PA+++
その他	耐水性★ お湯でも落とせる

レビュー｜UVミルクを使ってみた！

まずは、UVミルクです
真っ白なこってりとしたクリーム

でも、クリームは柔らかくなめらかに伸びていきます！

一度全体に伸ばすとこのくらいの伸び＆白さですが、

少しハンドプレスするとすぐに透明になります。
他のノンケミカルの日焼け止めと比べても、あまり白浮きは感じませんでした。

刺激感もなく、ツヤっと保湿感があります！

下地として使った場合のトーンアップや肌色補正などの効果はほぼなさそうですが、

匂いもなくシンプルなところが気に入っています。

酸化亜鉛がメインに配合されているUVの特徴「皮脂崩れに強い」ことを実感できた

しかし、その強い皮脂膜が作られているために乾燥感があった。

ノブ　UVローションEX

商品名	ノブ　ローションEX
税込価格	2200円
容量	35㎖
用途	顔・からだ・化粧下地 子どもから使える
UVカット指数	SPF32　PA+++
その他	耐水性★★ ウォータープルーフ 石鹸で落とせる

レビュー｜UVローションを使ってみた！

こちらは油分と水分が二層になっているため、「カシャカシャ」と振ってから使うタイプ

良く振ってから出してみると、とろみのある化粧水くらいの水っぽさでした。

ミルクよりも伸ばすのが簡単で、白浮き感も更に少ないです。

うすーく伸ばしてしまうと、UV効果が弱まってしまうので厚めにお肌にのせましょう！

水分多めなので、お肌がしっとり潤います。

また、ウォータープルーフ処方なので、皮膜感は強く感じました。

そしてUVミルク同様、伸ばすと透明なので、下地としてのトーンアップや肌色補正効果はありません。

匂いも刺激感もなくシンプルな日焼け止めの印象でした。

私は強い乾燥肌なので、時間がたっても乾燥を感じないローションの方が使い心地の良さを感じました。

しかし、下地として使った時にファンデが少し崩れてしまうのが気になりました。

まとめ

• ノンケミカル（紫外線吸収剤フリー）
• 皮膚科で紹介されている低刺激な化粧品
• お肌に負担の少ないSPF数値（日常使い用）
• 子どもと一緒に使える日焼け止め
• 敏感肌の化粧下地にも使えるUV

とにかくお肌にやさしい処方なので、
・敏感肌
・乾燥肌
・肌あれしやすい
という人におすすめの日焼け止めです！